Wisely – 店舗レビューポータルと家計簿とCLOを組合わせるとこうなる

ホロッホー。なかD(@nakad_jp)でございます。
昨日の記事(TabbedOut – 自分のモバイルで決済する新型POSシステム)で、TabbedOutというサービスを書いてみたんですが、こちらも、新しいモデルのサービスです。



Wisely

http://wise.ly

Wisely?

サイトではこの様な説明がされています。

Wiselyを利用すると、グレイトな飲食店やショップを見つける事ができます。それは、クチコミのレビューではなく、店舗で支払われた金額で評価するため、人気のある質の高い店舗を予算内で見つける事ができます。このサービスは、iPhone、Androidアプリで利用できます。

なるほど、店舗を紹介するレビューアプリということですかね。

仕組み

(その1) 家計簿


はじめに、ユーザーがアプリを利用すると、メールアドレスでの会員登録と、クレジットカード(AmericanExpressのみ)の登録を求められます。
すると、Wiselyはアカウントアグリゲートを行い、カード会社のインターネットサイトから購買履歴をダウンロードし、家計簿を作成します。
マネーフォワード、Zaimといった家計簿アプリと同様の仕組みですね。

(その2) 購買履歴をマージして店舗を評価

ユーザーの購買履歴を獲得したWiselyは、それらの購買履歴を集計し、店舗のデータベースを作成します。そのデータを元にレビューページ上で店舗を探す事ができるようになります。

地図上からおすすめの店舗を探す事ができる


地図上から店舗を探す事ができます。スクリーンショットでは「sushi」というキーワードで絞り込んでますね。また、よく見ると、店舗リストの右横に平均支払い金額も表示されています。

店舗の詳細画面に進むと評価レビューが表示される


Wiselyの店舗評価は、クチコミレビューではありません。
集めたクレジットカードの購買履歴を集計し、利用した来店数やリピート率を表示する事で、店舗の評価としています。(アメリカ版クチコミサイトYelpでもヤラセ問題が発生している様で、そんな社会背景も影響しているんでしょうかね。)

ポジショニング


Wiselyが講演を行った際の資料で、このポジショニングを紹介していました。自社分析ですね。
まずは横軸。左がマスで、右がターゲティングになっています。
Wiselyは、クチコミレビューよりも信頼できる情報で、CLOの仕組みを利用したワントゥーワンを実践できますよ。という事でしょうか。
次に縦軸。上が独自ブランド、下が他社プラットフォームという意味でしょうか。右下には既存のCLO企業が並んでいるので、そこと差別化されてますよー、と言いたいのだと思います。
一般的なCLOの仕組みでは、自社の顧客に対して、ライバル企業がアプローチできてしまい、顧客を奪われかねないという心配があります。Wiselyでは、自分の顧客の購買履歴は自分たちだけで使えますよー、という意味じゃないかなと思います。

マネタイズ

サイト上に書いてありました。

将来的にはレベニュー(店舗側)を考えてるけど、まだ実装はしていない。とりあえず今は、みんなのハッピーにする事を目標にしてるぜ!

あとがき

サービスのキモとなるポイントは”リピート率”かな。
店舗を探す時に、その店の”リピート率”が見える化されてるってすごいな。ただ、店舗の人はこんな明確な数字出されて嫌じゃないんだろうか?謂れの無いクチコミを書かれるよりは良いのかな?

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