TabbedOut – 自分のモバイルで決済する新型POSシステム

世界のスマートPOSシステムをリストアップしてみたという記事を書いたんですが、その際に見つけたサービスです。気になったので調べてみました。



TabbedOut

http://www.tabbedout.com
『TabbedOut』は、レストラン向けのモバイル決済プラットフォームです。海外のニュースでは”Future POS system”と紹介されていたりします。
通常のPOSシステムでは店舗側で用意したキャッシュレジスターで決済を行いますが、TabbedOutでは来店者のスマートフォンにインストールされたアプリで決済を行います。非接触型のPOSシステムと言えると思います。
この点、Square、Coiney、Airレジ等のモデルとは異なる考え方ですね。

ビジネスフローを図にしてみた

tabbedout

集客

TabbedOut には、既に5,000店以上のレストランやバーが登録されています。それらを束ねてポータル化する事で集客しています。ブランド毎に仕組みを導入するよりも、多くの人を呼び込む事ができますね。
利用者は、アプリを起動し、位置情報や食の好みでレストランを選ぶ事ができます。

チェックイン

利用者は来店を行うと、チェックインを行います。しかし、この点は少し改良の余地がありそうで、”アプリ上に表示されたコードを店員に口頭で伝える”という仕組みの様です。(店員さんはそのコードを注文受付の仕組みに入力してデータの紐付けを行うんだろうなー)。

支払い

支払いは自分のスマートフォン上で行います。スクリーンショットを見ると、飲食した明細も表示されてますね。OFFERSって項目は、事前にクーポンを受け取った時の値引きです。クレジットカードを事前登録しておけば酔っぱらっていても簡単ですね。また、面白い機能としては、1)複数人がアプリを起動して食べた物毎に支払いを分けられる。2)支払いが完了すると、PDFでレシートがメールで送付される。というのがあります。

マーチャント・マーケティング・ソリューション

通常のPOSとの違いは、このマーケティング機能にあると思います。
この仕組みでは、来店履歴と購入履歴を管理することができ、デモグラ、位置情報、来店開数等とクロスしてクーポンを発行し、来店を促す事が可能です。
『今日は売り上げが低いから、クーポンを発行しようか。』『めずらしい魚を仕入れたから、お得意さんに連絡いれるか。』なんて時に、リアルタイムにプッシュできるのが魅力ですね。
また、メールなどでフィードバックを直接受けつける事もでき、エンゲージが高まりますね。

マネタイズ

マネタイズは、決済時の手数料、マーケティング機能の利用料、ポータル側の送客広告というところでしょうかね。

あとがき

スマートPOSからの流れで調べたんですが、これも特徴のある仕組みですね。TabbedOutは「ポータル+決済」の仕組みでしたが、「ポータル+予約」の『OpenTable』とも競合となりそうな気がしますね。そういえば、OpenTableも同じ様な事前決済を検証中ってニュースが流れていた様な気がしますし。
それじゃ!

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